和名:シオヤアブ
学名:Promachus yesonicus
大きさ:23~30 mm
採集できる季節:6〜9
採集できる場所:奈良教育大学の事務棟の池で採集されました。
説明:成虫(せいちゅう)は、コウチュウやハチなどをつかまえて、餌(えさ)にします。これは、おしりに毛がないので、♀の写真ですね。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、西南諸島(せいなんしょとう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 黒い色です。
  • 顔の下の隆起(りゅうき)がはっきりしており、黄色い毛をはやしています。
  • 胸部(きょうぶ)の背中には短い黒い毛がはえており、後の方では黄色の毛をはやしています。
  • 小楯板(しょうじゅんばん)にも黄色の毛があります。
  • 翅脈(しみゃく)は特徴的(とくちょうてき)に、亜縁室(あえんしつ)が3室あります。
  • 脚は黒い色ですが、けい節が、黄色あるいはオレンジ色です。
  • 腹部(ふくぶ)は、基部(きぶ)5節(♂)〜6節(♀)の後縁(こうえん)に黄色の粉や毛があり、横帯(おうたい)をもちます。
  • 尾部(びぶ)の先端には、♂では白い毛のかたまりがあります。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館